田んぼの教え2024後編


田植えから一週間ほどがたち、元気よくヒエも育ってきたので草取り開始。
毎朝2時間ほど草取りをする毎日。田んぼに入って草をとるただそれだけのことがとても気持ち良い。
そして明日も田んぼに行きたいから、暴飲暴食せず早めに就寝という健康的な生活になる。

草取りは瞑想だ。ただただ草をとる。時々体を起こし背筋を伸ばし周りの景色に目をやる。
そこには木々の色、空の色、吹く風、鳥の声、川の流れる音、自然の美しさが心身を癒してくれる。

広さが二倍になったせいもあり、草取りが追いつかない。 一度疲れ切るほどやってしまったことがあり、その帰りにパートナーとイライラをぶつけ合ってしまった。 今日はやりすぎたねと反省。
本当は体はもう無理と言っていたのに、その声を無視して続けてしまった。 この溢れたイライラは、自分が自分に怒っていた表れだった。

朝起きてストレッチして田んぼに向かう。
その道中の景色に毎日感動し、時にはキジを見かけたり、蛇をみかけたり、モグラを見かけたり、 色々な生き物が生きる豊かな自然に幸せを感じる。

水没したり過酷な環境で生き抜いてくれた苗たちはグングン立派に育ってくれた。
新しく始めた田んぼの方は、苗の成長にとてもバラツキがあった。 周りの苗はよく育っているが、真ん中辺りは成長が遅いようで、弱弱しく頼りない。 それでも、少しづつ成長する姿を見せてくれるので、「自分のペースでいいんだよ、成長してくれてありがとう」 と声をかけた。

酷暑のせいか、どこの田んぼも稲穂が実るのが早い。
例外なく私たちの田んぼも、予定より2週間近く早く穂が出た。 ということで、草取りは強制終了となった。
周りは穂が出て中心はまだまだ成長途中、どうなることやらわからないが、自然に任せて、なるようになるのみ。



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